「地震雲」の存在は、科学的には証明されていません。信じるか信じないかは、あなた次第。
気象庁の見解
雲は大気の現象であり、地震は大地の現象で、両者は全く別の現象です。雲のたなびく向きは、上空の気流によって支配されています。気流が地形の影響を受けることはありますが、地震の影響を受ける科学的なメカニズムは説明できていません。
出典: http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq24.html#yochi_8
形の変わった雲と地震の発生は、ある程度の頻度で発生する全く関連のないふたつの現象が偶然見かけ上、そのように結びつけられることがあるという状況であり、現時点では、科学的な扱いは出来ていません。
出典: http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq24.html#yochi_8
Wikipedia
地震雲(じしんぐも、じしんうん)とは、地震の前後に観測されると言われる雲の形、またその現象を言う。地球科学や気象学の観点からはおおむね疑似科学と見なされている。また社会心理学的には集団心理(Crowd psychology)のもたらすデマと解されることが多い。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E9%9B%B2
Twitterでのご意見
大きな地震が起こる度に「地震雲」が不安という声を聞きますが,雲は地震の前兆にはなりません.巷で「地震雲」と呼ばれる雲は全て気象学で説明できる子たちで,雲の状態を見て地震の影響を判断するのは不可能です.雲は愛でつつ,地震には日頃から備えましょう.まとめ更新→https://t.co/CAevUVHfc2 pic.twitter.com/ugJkAghV2Y
— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2019年5月10日