「接続はプライベートではありません」への対応方法

これがでるとイライラしますよね。「接続はプライベートではありません」なんて物騒な日本語を見たら、思わず iPhone をそっと机に伏せたくなる気持ちは分かります。でも慌てずいきましょう。原因は “99 %がウェブサイト側か設定まわりの小さなトラブル” です。

接続はプライベートではありません

まずは“相手(サイト)の身分証”を確認

Safari 画面下の 「詳細を表示」→「証明書を表示」 で、そのサイトの TLS 証明書を覗けます。

  • 有効期限切れ・発行者不明・ドメイン不一致 のどれかなら、そのサイト側の問題。アクセスは見送るのが吉。

時刻合わせはネットの基本

TLS は「秒単位で時間にうるさい」世界。設定 > 一般 > 日付と時刻 → 自動設定をオン。 ズレていると Apple ID も VPN も全部 SSL エラーを吐きます。

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ネットワークを替えてみる

  • 公衆 Wi-Fi の ログイン前ポータル で引っ掛かっている場合アリ。いったん http://captive.apple.com にアクセスしてログインページが出れば正解。
  • VPN / セキュリティアプリを使っているなら、一時的にオフ。最近 iOS 18 系と一部 VPN の相性が悪い報告多し。

Safari のお掃除

  1. 設定 > Safari → 履歴と Web サイトデータを消去
  2. 設定 > Safari → 詳細 → JavaScript がオン
  3. ここまでやったら iPhone を再起動。

“HTTP 警告”を自分で制御する(iOS 18.2 以降)

「全部の HTTP サイトで警告が出てウザいんだけど?」という人向けに、 設定 > Safari → プライバシーとセキュリティ → “安全でない接続の警告” のスイッチがあります。 用途に応じてオン/オフをどうぞ。

それでも全部のサイトが NG なら?

  • iOS アップデート直後に全面 SSL エラー → 何件か同様のフォーラム報告あり。再起動+ネットワーク設定のリセット(設定 > 一般 > 転送またはリセット)で治るケースが多いです。 
  • それでもダメなら 「設定 > VPN とデバイス管理」で怪しいプロファイルが刺さっていないか確認。

“強行突破”は最後の手段

Safari の警告画面で [この Web サイトを表示] をタップすると一応進めますが、

  • 個人情報入力や決済は絶対 NG
  • 企業端末ならそもそも社内ポリシー違反

――というわけで、趣味のブログ読む程度に留めましょう。

まとめ

  1. 証明書をチェックして“サイト側か自分側か”切り分け
  2. 時刻・ネットワーク・VPN を疑う
  3. Safari を掃除して iPhone を再起動
  4. どうしても直らなければ別ブラウザ or 別デバイスで確認

これで大体片付きます。もしまだ解決しなければ、サイト管理者か Apple サポートにエラーメッセージのスクショを添えて突撃しましょう。――というわけで、今日も安全なネットライフを!